【本紹介 Vol.1】
みなさん、こんにちは。
TTです。
これから時々本の紹介なんかもしていけたら良いなって思っております。
(月に3,4冊読む程度なので本当に時々だと思います!笑)
さて本紹介第一回の本はこちらです。
「農業新時代」 川内イオ著
~なんでこの本を読んだのか~
実は資材の販売とは別で農業をビジネスしようと昨年の10月からあることに取り組んでおります。内容はもしも形になることができたらお話ししたいと思っております。
農業自体は全く触れてこない人生を歩んできたのですが、とにかく食べることが大好きで「食べログ」においしいお店をメモするのも趣味の1つです!笑
まあとにかく「食」に興味があったのがきっかけで少し勉強してみたいと思ったのがきっかけです。
次に少し説明しますが日本の農業は実は危機的な状況なのです、、、
そしてこの本はそんな業界で常識を破って成功を収めている10個の事例をまとめた本となっております。
~メモ1 ※日本の農業の状況~
なんとなく日本の農業って高齢化している印象はあったんですけど、
なんと日本の農業の平均年齢は「66.8歳!!!!」(2018年度)
農業就業人口は約175万人(2018年)
※2,000年は約389万人だったそう、半減している、、、、
その結果、耕作放棄地は約42万ヘクタールでこれは滋賀県とほぼ同じ面積とのこと、、、
つまり
「きつい」、「汚い」、「危険」、「稼げない」、「結婚できない」の5Kである。
しかし、
この本の10個の事例はその考えをきっと変えてくれる!
~メモ1 ※事例紹介:元金融マンがはじめる物流革命~
10個の事例全部印象に残っているんですけど
その中でも1つ元金融マンの方が行った物流革命を簡単にご紹介します!
日本の農業の80%以上が農協などの出荷団体⇒卸売業者⇒小売りといった流れで販売されている。
しかしこれは
・農家の手元に入るお金が少ない
・生産者の顔が見えない
・未熟な状態で出荷しないといけない
などといった問題がある。
そこで行ったのが生産者とレストランをつなげるプラットフォームを作ったのだ!
独自の配達システムを構築することにより朝6時までに注文すれば翌日に届く。
一般的なルートだと4日ほどかかってしまうためより完熟した状態で手に入る。
さらに中間業者がいないため収入も増えるのだ。
~まとめ~
上記の例は一見単純に見えるだろう。
・だがレストランを開拓する必要がある
・1取引が少額である
・少量の配達をしようとするとコストが高くなるため、配達システムを構築しないといけない。
などとてもめんどくさいのである。
だから「誰もやらないから僕らでやろうと思った」とめんどくさいをしないとビジネスにはならないのがとても勉強になった!